食品添加物

安息香酸ナトリウムって何?食品やシャンプーに入っていても安全?

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安息香酸ナトリウムという添加物は、果たして安全なのでしょうか?

ほとんどの食べ物に使われている「保存料」。加工した食品はそのままですと日持ちがしないため、何らかの添加物を加える必要があるわけです。

安息香酸と安息香酸ナトリウムという2種類ありますが、私たちがおもに目にするのは「安息香酸ナトリウム」です。

ナトリウムをくっつけることで、水に溶けやすくなります。

実際のところ、安息香酸ナトリウムは危険なのか?また、どういう点に注意して健康を守ればよいのか?について、お答えしていきたいと思います!

1.安息香酸とはどんな添加物?

安息香酸の原料はアンソクコウノキという木です。

アンソクコウノキの樹液が安息香酸のもとの物質であるエステルをたくさん含んでいました。

この木の名前から「安息香酸」と呼ばれるようになりましたが、現在では人工的に作られていることが多いです。

安息香酸は食品などに入っている菌が増加するのを防ぐ効果があり、保存料として添加されています。

安息香酸はすでに増殖してしまった細菌を殺すことは難しいので注意して下さい。殺菌ではなく菌を防ぐものです。

あくまで、食品が腐る前に使用する保存料です。

2.どんなものに使われている?

醤油などの調味料、ジュースや栄養ドリンクなどの飲料、マーガリンなど様々な食品に安息香酸が使われています。

保存料というものは、一般的に保存の効かない食品に入れる必要があります。

特に、栄養満点の食品には菌が繁殖しやすいため、保存料がないと長持ちしません。栄養ドリンクに安息香酸がよく使われているのはこのためです。

なお、シャンプーなどのヘアケア製品の保存料としても用いられることがあります。シャンプーや化粧品の場合は、直接人体の中に入る物ではないので危険性は心配ありません。

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安息香酸が使われている食品~アリナミンV、リゲイン、ファンタグレープ、リポビタンD、エスカップなど
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3.安息香酸ナトリウムの副作用・危険性

安息香酸とビタミンCを同時に取るとベンゼンという物質になります。

ベンゼンには発がん性があるといわれているため危険といわれています。

また、安息香酸とタール色素を同時に取ると、子供の場合多動性障害になったという報告もあります。

このように、安息香酸は単体での副作用はあまりありませんが、何かの物質と反応して有害物質が出ることが多いので注意したいところです。

同じ食品に2種類が入っている場合はもちろんですが、食べた料理の組み合わせなどでも同時に体内に入ってしまうことが考えられます。

4.安息香酸が入ったものを食べる・使うのは危険?

安息香酸は"食べ合わせ"によりいくつかの副作用があるといわれています。

しかし、副作用が起きるのは非常に少ない確率です。

国内で使用している添加物は全て食品安全委員会という国の機関で検査を行っています。どのくらい添加物を体内に取り入れたら副作用が起きるかを調べているのです。

その結果をもとに、1日に取っても問題のない量を添加物ごとに決めており、基準は大きく余裕をもって決められています。

食生活は人によって様々であり、大きく違うからです。異常な量を長期間食べ続けないと、これらの副作用はまず出ませんので、安心して食べて大丈夫だと思います。

安息香酸は多くの食べ物に使われている添加物のため、あまり過剰に反応してしまうと毎日の食事が大変なことになってしまうので・・

5.安息香酸を使わないのもリスクがある

安息香酸は危険だという情報が多くあります。

確かに実験などをした結果であり、全く問題ないとは言い切れません。ただし、日本で基準がきちんと決められているため、その確率は限りなく0に近いものと思います。

その一方で、安息香酸を使わない場合のリスクも考える必要があります。

「保存が効かない食品」を上手に食べることは難しく、食中毒など別の問題も起きます。

安息香酸以外の添加物を入れらければならない場合もあります。安息香酸が入っているからといって、敏感になりすぎずに食事を楽しむことが大切だと思います。

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