食品添加物

ペクチンは体にいいもの?食品添加物の効果と安全性を紹介

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ジャムに使われているペクチンって、摂取しても問題ないのかな?

飲料、ジャム・フルーツソース、デザートベース、小麦粉製品などいろいろ食品に使われています。

100%天然由来の食品添加物なので、一見体に問題なさそうな気もしますが・・一体どうなのでしょうか?

1.ペクチンとは?どんな効果がある?

ペクチンは、植物の細胞壁が原料で、多糖類のセルロースなどの成分と結合する際に、植物細胞をつなぎ合わせる接着剤のような役割の天然の多糖類です。

多糖類というとわかりにくいのですが、水溶性の食物繊維でお腹の調子を整える働きもあります。

ペクチンの効果

食品中に含まれる水を抱き込む性質により、ジャム状やゼリー状に食品をする効果があります。

他にも、食品を腐敗しやすくする「自由水」をペクチンの中に閉じ込め、腐りにくくなる作用があります。

身近な食品でいうと、野菜類や果物に含まれ、食品でいうとジャムを作る際に「ペクチン」は添加されます。

ジャムを作るときには、砂糖等の糖分と果物に含まれる酸(足りないときはレモンで補う)と共に「ペクチン」は重要な役割をもちます。

ジャムを作るときに、果物をグツグツ煮ると、果物の中に含まれる「ペクチン」が水に溶け出します。

果物を煮る際に砂糖等の糖分を含むものと一緒に煮詰めると、果実中の酸との作用によりジャムになります。

一部の果実は、ペクチンの量が足りない時には、ジャムにするために補います。

伝統的にジャムをつくるときに、ペクチンを多く含むりんごの芯などを使用してきました。

近年は、りんごや柑橘類から抽出した「ペクチン」を添加して、ジャムの他にも、フルーツゼリやフルーツーソース、ゼリーの製造など幅広く利用されています。

2.ペクチンは、どんな食品に使われる?

「ペクチン」は古くから、果実を保存するための「保存食」のジャムに利用されていきました。

ゼラチンとかを添加していない、自宅でつくるジャムには、果実由来のペクチンが含まれています。

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水溶性食物繊維としての「ペクチン」の効果は、

・腸の調子を整え、下痢や便秘を予防する
・血液中のLDL(悪玉)コレステロールを下げる
・血液中のブドウ糖(血糖)を緩やかにする

働きがあげられます。
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「アップル ペクチン サプリメント」等のサプリメントに含まれます。

また、病院や高齢者施設などの経管栄養の栄養剤に粘度をつける「REF-P1」(粘度調整食品) に使用され、カルシウムの多い栄養剤にも粘度を適切につけることができる補助食品としても使用されております。

3.ペクチンの効果・効能

「ペクチン」は古くから、果実を保存するための「保存食」のジャムに利用されていきました。

古くは、「ペクチン」を多く含むりんごの芯をペクチンが少ない果実をジャムにする際に使用されていました。

ペクチンの原料としては乾燥させたりんごの搾りかすや、柑橘類の果皮等で、ゲル化剤、増粘剤、安定剤の添加物として利用されています。

現在では、お腹の調子を整える、血糖の上昇を緩やかにする栄養補助食品や、医療品にも利用されています。

水溶性食物繊維としての「ペクチン」の効果は、下痢や便秘を予防する効果や、血液中のLDL(悪玉)コレステロールを下げる働きや、血液中のブドウ糖(血糖)を緩やかにする働きがあります。

血液中のLDL(悪玉)コレステロールを下げることで、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防効果があります。また、血糖の上昇を緩やかにすることで、食後高血糖を予防する効果もあります。

4.ペクチンを摂るのは危険?副作用はある?

ペクチンを含んだ食品を食べることは、特に体に対して危険性はないと考えられます。

ペクチン自体は、天然にある物質なので、通常の食生活でも口に入る機会は多いと思います。

しかし、腸の調子があまりよくない人にとっては摂りすぎてしまうとお腹が緩くなってしまうということはあると思います。

栄養補助食品等の「純度」の高いペクチンを食べるときは、書かれている用法や容量を守ることが出れば使用しても問題はないと思います。

ジャムは昔から、よく「熟しすぎた」果物を使用するという人が多いのですが、熟すことでペクチンの含有量は少なくなってしまいます。

そのため、天然のペクチンの作用を利用してジャムを作る際は、熟しすぎていない果実を選んで使うことでジャムを失敗なく作ることができます。

また、糖分を減らしたジャムを作る際は、糖分が少なくなると、果実中のペクチンを存分に引き出しにくくなります。

うまくジャムになりにくいので、製菓コーナーにあるペクチン使用してジャムを作るとうまくジャムを作ることができます。

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