メロンはおいしいけど、もっと栄養があったら最高なのにな・・
ちょっとしたぜいたく品ともいえるメロン。なかなか頻繁に買えないものですが、1シーズン1度は味わいたいものです。
メロンの何とも言えない甘味がやみつきになりますが、実は栄養分も豊富だって知っていましたか?
まだまだメロンには、知られていない「美容」と「健康」へのすぐれた効果があるのです。
メロン大好き主婦の方に、メロンの栄養と保管方法やおすすめの食べ方を、聞いてみました!
目次
1.メロンの栄養素とその効能
メロンは、実は栄養が豊富な果物です。代表的なものはカリウム、ビタミンC、βカロテンです。
カリウムは身体の中の余分な塩分を排出してくれる効果があります。
必要以上の塩分は高血圧につながりますので、カリウムを含むメロンは高血圧予防に効果的です。
カリウムのもう1つの働きは、筋肉のひきつりや痛みなどを軽減してくれること。
運動して疲れた時にはバナナが良いと言われますが、メロンはバナナよりカリウムが多いのです。
ビタミンCは美白にかかせません。メラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用があります。
またビタミンCと言えば抗酸化作用で知られています。活性酸素から体を守ってくれるので、動脈硬化や心臓病の予防に役立ちます。
βカロテンは赤い果肉のメロンに豊富です。強力な抗酸化作用で、シミや肌荒れなど体の老化を防いでくれます。女性の強い味方です。
2.メロンの種類、これがおすすめ
私は北海道に住んでいないのですが、道産のメロンが好きです。
全国的ブランドとしては夕張メロンが有名ですが、富良野もメロンの産地で、富良野メロンはかなりおいしいです。しかも夕張に比べるとお値段が少しお手頃で買いやすいのです。
メロンの種類は、大きく分けると「青肉種」と「赤肉種」の2つに分かれます。果肉部分が青いか、赤いかによる見た目の違いがあるのです。
青肉種のメロン
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●イバラキング
●オトメ
●タカミ
●アンデス
●アールスフェボリット
など
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赤肉種のメロン
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●夕張メロン
●ルビアレッド
●オレンジハート
●マリアージュ
など
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3.メロンをおいしく食べるコツ
メロンはそのままカットして食べるのが一番おいしいと思っています。ただし完熟じゃないとおいしさ半減です。
完熟を見極めるには、まずは香りでしょうか。食べ頃になってくると甘い香りがしてきます。
あとは痛まない程度にそっとメロンのお尻を押してみます。お尻が柔らかくなっていれば完熟のサインです。
買ってきたメロンが食べ頃より前の場合は、冷蔵庫ではなくて常温でしばらく保管して熟するのを待ちます。
冷蔵庫に入れるのは食べる数時間位前からです。良く冷やしてから切ります。
メロンは中心が一番甘い部分なので、縦にカットして切り分ければ、甘い部分が均等になります。本当は半分に割って丸ごとスプーンで食べたいですね。
4.おいしい「メロン」を見分けるコツ
スーパーでメロンを買う時の基準として、「もった時に、ずっしりとした重みがあるもの」を選ぶとよいです。
また、皮の部分の網目が他より細かく、白い部分が盛り上がっているものが比較的よいです。
ただし、メロン選びの難しいところは、上記のポイントを抑えていても「アタリハズレ」が出やすいので参考までにしていただきたいです。
確実においしいメロンを食べたいのであれば、スーパーに比べると値段は張りますが、ネットの産直通販で買います。
訳ありでお安くなっているものを買ったりしますが、2~3玉で送料込み3500円位でしょうか。そんなに外れたことはありません。
5.日持ちさせる、メロンの保存方法
入っている段ボール箱の中にそのまま入れておいて、食べ頃になるのを待ちます。
メロンの追熟に適した温度は20~25℃で、我が家の中では比較的涼しい玄関付近に置くことが多いので、外から帰ってきた時にメロンの甘い香りがすると幸せな気分になります。
食べ頃になったら冷蔵庫に移動させて保存します。
一度カットしてしまった残りのメロンは種の部分から悪くなるので種をきれいに取り除き、ラップでぴっちり密封しておきます。
もし長期保存したければ、小分けにカットして冷凍保存することをおすすめします。
6.まだまだある、メロンの魅力
「果実の王様」メロン、本当に甘くておいしいです。
健康食と言われるバナナよりカリウムが多く、にんじんや小松菜などの野菜よりβカロテンが多い、味だけじゃなくて栄養・効能でもとても優秀な果物です。
お値段は他の果物より高いですが、よく熟した甘いメロンを思いっきり食べた時の満足感は何とも言えないです。
厳しい夏の暑さを乗り切るために、ちょっとした贅沢を自分に許してあげても良いかなと思いますね。